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史上初! 劇場上映、テレビ放送ほぼ同時展開!豪華キャスト出演『殺すな』

中村梅雀、柄本佑、安藤サクラ出演のオリジナル時代劇最新作『殺すな』(原作:藤沢周平)。2022 年1 ⽉28 ⽇(⾦)より全国のイオンシネマ89 館で劇場上映、2⽉1⽇(⽕)に時代劇専⾨チャンネルでTV初放送と、ほぼ同時展開される。

■“この橋を渡ったら、殺すぞ” 訳あり男⼥3 ⼈それぞれの想いが交錯する52 分間

原作は、時代⼩説の名⼿・藤沢周平が、様々な⼈間が⾏き交う江戸の橋を舞台に、市井の男⼥の喜怒哀楽の表情を瑞々しく描いた短篇集『橋ものがたり』の⼀篇。
本作は、かつて妻を⼿に掛けたことを悔いる浪⼈・⼩⾕善左エ⾨と、同じ⻑屋に住む訳ありの若い男⼥、3 ⼈それぞれの⼼模様を深い滋味と温かさをもって描いた秀逸な作品だ。

監督デビューから60 年、今も精⼒的に映画を撮り続ける名匠・井上昭監督。
その井上監督が、かねてより映像化を望んだ本作の実現にあたり、「井上監督の作品ならば」と豪華キャストが集結した。
主演を務めるのは、井上監督が⼿がけたオリジナル時代劇『⻤平外伝 夜兎の⾓右衛⾨』『冬の⽇』で主演を務めた中村梅雀。
同じく井上監督作『遅いしあわせ』に出演し、その演出・⼈柄に惚れ込んだ柄本佑。
さらに映画『万引き家族』で世界にその存在感を⽰した⼥優・安藤サクラ。

“憎しみか、愛か。”その答えを観る者に委ねるような井上監督の余⽩ある演出と、それに呼応する豪華キャストの競演が描き出す情念的な世界観に注⽬だ。

■主演:中村梅雀コメント

待ちに待った、久々の井上昭監督の作品で、撮影を終えた今、出演することができて良かったと改めて感じています。ワンカットワンカット、しびれるような集中⼒と雰囲気、余韻が感じられる、まさに夢のような現場でした。この作品は普遍的な男⼥の愛を描いた物語です。
そしてそれは現代社会にも通じるものであり、愛するものを失った者の苦痛、後悔、悲しさなど、いろんなものが凝縮されているとても深い⼈間ドラマだと思います。井上昭監督が丁寧に撮り上げ、私たち役者も⼼を込めて演じたこの作品、皆様にぜひご覧いただきたいと思います。

 

『殺すな』

本編尺:52 分
2022年1 ⽉28 ⽇(⾦)より全国のイオンシネマ89 館にて劇場上映
2022年2 ⽉1 ⽇(⽕)19:00 時代劇専⾨チャンネルでTV 初放送

〈あらすじ〉
裏店の⻑屋で筆づくりの内職をして糊⼝をしのぐ浪⼈・⼩⾕善左エ⾨は、同じ⻑屋に住む船頭の吉蔵から、⼀緒に暮らすお峯の様⼦を⾒張るように頼まれていた。元は船宿の⼥将と抱え船頭だった2 ⼈は、密通のうえ駆け落ちしてここで隠れるように暮らし始めたものの、やがてお峯は退屈な⽇々に虚しさを感じ始める。気晴らしのため川向こうへと架かる橋を渡ってみたい・・・との思いに駆られるお峯と、居場所が露⾒することを危惧して「橋を渡るな」と厳命する吉蔵。すきま⾵が吹き始めた2 ⼈の様⼦を、善左エ⾨はかつての⾃分と、⾃らの⼿に掛けてしまった妻の姿に重ねあわせて⾒守っていたのだが・・・。
覚悟を決めたお峯、暴⾛する吉蔵、⼼の叫びを上げる善左エ⾨。橋の袂で3⼈の切ない思いが交錯する。

〈スタッフ・キャスト〉
原作:藤沢周平「殺すな」(新潮⽂庫/実業之⽇本社『橋ものがたり』所収)
出演:中村梅雀 柄本佑 中村⽟緒(特別出演)本⽥博太郎 安藤サクラ
監督:井上昭
脚本:中村努
⾳楽:遠藤浩⼆
製作:「殺すな」時代劇パートナーズ
制作:時代劇専⾨チャンネル 松⽵
作品公式サイト:https://www.jidaigeki.com/korosuna/

©「殺すな」時代劇パートナーズ

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