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レミ・シャイエ監督による最新作『CALAMITY(カラミティ)』新ビジュアル解禁!2021年9月23日(木)より全国順次公開決定!!

2019 年に日本公開され、その輪郭線のない美術的な画風と、リアルなストーリー展開で話題を集めたフランス・デンマーク共同制作アニメーション『ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん』。

そのレミ・シャイエ監督による最新作『CALAMITY(カラミティ)』の公開が新型コロナの影響で延期。改めて2021年9月23日(木)より新宿バルト9ほか全国順次公開されることが決定した。

また新ビジュアルも完成。6月15日より公式 HP もリニューアルされる。

 

■実在したアメリカ西部開拓時代の女性ガンマン!《平原の女王 カラミティ・ジェーン誕生の物語

新ビジュアル

家族を支えるために、少女は髪を切り、ジーンズをはいた。

『カラミティ 』はレミ・シャイエ監督による最新作。アヌシー国際アニメーション映画祭にてワールド・プレミア上映され、見事クリスタル賞グランプリを受賞。各国映画祭を巡回し、昨年12月に本国フランスで公開。個性的な映像表現には更に磨きがかかり、よりエンタティメント性が増したと評判となった。

日本では2020年12月に開催のフランス映画祭2020横浜にて字幕版が、翌年3月開催の東京アニメアワードフェスティバルにて日本語吹替え版がプレミア上映された。

〈映画の背景〉

本作『 カラミティ 』は12 歳の少女の成長譚。主人公マーサが様々な困難に立ち向かう中で周りの大人たちに影響を与え、大人たちもいつしか少女とともに成長するという物語だ。

女性は女性らしくという西部開拓時代のアメリカにあって、主人公マーサは家族を支えるために髪を切り、ジーンズをはくことを決意。生きていくために必要な乗馬、馬車の運転、投げ縄といった男の作法を苦労して習得する。伝説の女性ガンマン「カラミティ・ジェーン」の誕生秘話でもある本作は、マーサをジェンダーレスな生き方を選択した最初の女性として描いている。レミ・シャイエ監督はインタビューで、本作の制作過程においても男女平等を意識していたと発言。制作スタジオのアニメーターの人数、管理職の男女比、そして給料の総額までをコントロール。アニメーション制作は長期的なプロジェクトのため、女性アニメーターが制作期間中に産休を取得し、復職できる環境も整備されていたとのことだ。 こうした制作環境が本作全編を通じて表現されている“優しさ”を生んでいるのかもしれない。

 

『CALAMITY カラミティ』

2021年9月23日(木)より新宿バルト9ほか全国順次公開

監督:レミ・シャイエ

原題:「Calamity, Une Enfance de Martha Jane Cannary」

英語題名:「Calamity, a childhood of Martha Jane Cannary」

2020年|フランス・デンマーク|フランス語|日本語字幕|日本語吹替え| DCP |カラー CS 82 分

公式サイト:https://calamity.info(6月15日よりリニューアル)

公式ツイッター @ movie

【あらすじ 】

西部開拓史上、初の女性ガンマンとして知られるマーサ・ジェーン・キャナリーの子供時代の物語。

マーサは家族とともに大規模な幌馬車隊で西に向けて旅を続けていた。旅の途中、父親が暴れ馬で負傷、マーサが家長として幼い兄弟を含め、家族を守らなければならない立場になる。

普通の少女であったマーサは、乗馬も、馬車の運転も経験がない。そんなマーサは、少女であるがゆえの制約に苛立ち、家族を守り、世話するために少年の服を着て、少年のように振る舞うことを決心する。

女性は女性らしくという時代にあって、マーサの生き方は、古い慣習を大事にする旅団の面々と軋轢を生んでしまう。更には、野獣に襲われているところを助けてくれたサムソン少尉を旅団に引き合わせたことで、マーサは大きなトラブルに巻き込まれていく。そして――。

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