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【国立映画アーカイブ】展覧会《川本喜八郎+岡本忠成 パペットアニメーショウ2020》開催!

川本喜八郎(1925-2010)と岡本忠成(1932-1990)は、日本のアニメーション映画、とりわけストップモーション撮影による立体アニメーションの分野でそれぞれ類なき功績を残した作家である。

国立映画アーカイブでは川本の没後10年、岡本の没後30年となる2020年、再びこの分野に光を当て、人形をはじめとする撮影素材や作品制作のための様々な資料を展示。二人の友情の象徴である「パペットアニメーショウ」の名を冠してその足跡をたどる展覧会《川本喜八郎+岡本忠成 パペットアニメーショウ2020》を開催する。

 

*パペットアニメーショウとは*

「パペットアニメーショウ」とは、「パペットアニメーション(人形アニメーション)」と「パペットショウ(人形劇)」を組み合わせた造語で、川本喜八郎と岡本忠成によるアニメーション作品上映と人形劇上演を組み合わせた公演のタイトル。1972年にスタートし、特別公演を除いて1980年まで6回開催されて好評を博した。

 

展覧会は、全5章で構成される。

■第1章|修業時代

〈主な展示品〉川本の人形を使った企業PR誌、川本のチェコ留学関連資料、岡本の卒業制作映画、MOMプロダクション在籍時の資料など

■第2章|川本喜八郎 アニメーションの仕事

〈主な展示品〉川本の代表的なアニメーション作品に出演した人形、絵コンテをはじめとする製作資料など

■第3章|岡本忠成 アニメーションの仕事

〈主な展示品〉岡本の代表的なアニメーション作品に出演した人形、絵コンテをはじめとする製作資料など

■第4章|「川本+岡本 パペットアニメーショウ」の時代

〈主な展示品〉「川本+岡本 パペットアニメーショウ」のポスターほか公演宣伝資料、出演した人形、記録映像など

■第5章|『注文の多い料理店』とその後

〈主な展示品〉『注文の多い料理店』の絵コンテをはじめとする製作資料など

 

詳細は、国立映画アーカイブ企画展ページで確認できる。

 

《川本喜八郎+岡本忠成 パペットアニメーショウ2020》

(Kihachiro Kawamoto and Tadanari Okamoto, Puppet Animation Filmmakers)

会場:国立映画アーカイブ 展示室(7階)

会期:2020年12月19日(土)~2021年3月28日(日)

休室日:月曜日、12月28日(月)~1月4日(月)、2月1日(月)~8日(月)

料金:一般250円(200円)/大学生130円(60円)/65歳以上、高校生以下及び18歳未満、障害者(付添者は原則1名まで)、国立映画アーカイブのキャンパスメンバーズは無料

※詳細は、国立映画アーカイブ企画展ページを参照

お問合せ:050-5541-8600(ハローダイヤル)

公式HP:https://www.nfaj.go.jp/exhibition/puppetanimashow/

 

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