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『黒執事展 -Rich Black-』8月31日まで松屋銀座にて開催中!

「黒執事展-Rich Black-」メインビジュアル ©Yana Toboso/SQUARE ENIX

人気漫画『黒執事』(著・枢やな)の連載15周年を記念し、8月31日(火)まで、展覧会『黒執事展 -Rich Black-』が松屋銀座にて開催中だ。

『黒執事』は月刊「Gファンタジー」(スクウェア・エニックス刊)で2006年10月号より連載スタート。19世紀末の英国を舞台に、孤高の少年貴族と契約した“悪魔”の執事が繰り広げる物語は日本のみならず世界中で人気を博し、TVアニメ、劇場アニメ、ミュージカル、実写映画などを経てコミックスは全世界累計3,000万部を突破している(2021年8月現在)。

新たな試みとなる本展ではテーマカラーの「Rich Black」(黒に様々な色を重ね合わせてつくる、黒より深い黒)を基調にした世界観でビジュアルを統一。枢やな自筆の美しいイラストや、「赤執事編」「サーカス編」「豪華客船編」などの人気エピソードのほか、最新の「青の追憶編」まで、数々の名シーンを振り返る連載原稿の原画など、約250点を展示。また、展覧会オリジナルグッズも多数販売する。

本展開幕前夜の8月12日には、アニメ版のキャストであり、本展音声ガイドも担当しているセバスチャン・ミカエリス役の声優・小野大輔と、シエル・ファントムハイヴ役の声優・坂本真綾が展覧会を鑑賞。コメントが到着している。

会場見学する小野大輔と坂本真綾/撮影:重本隆

■展覧会を観た感想

小野:『黒執事』15年の歴史を一気に観せて頂き、とても幸せな気持ちです。枢先生が込めた思い、魂をひしひしと感じました。また『黒執事』を取り巻く方々の熱量も伝わってきて嬉しくなりました。

坂本:入口から入った瞬間から『黒執事』の世界に包み込まれるような演出で、観ている間はここがどこか分からない別世界にいるような感じがしました。見どころがいっぱいなので、じっくり時間をかけて楽しめる展覧会になっているなと思いました。

■展覧会のイチオシは?

小野:生原稿のコーナーですね。入ってすぐのところに「悪魔で執事ですから」の展示があります。この作品の入り口であり、根幹のセリフで、あのシーンの生原稿が観られるんです。目の前にしたときに自分が初めてセバスチャンを演じた際の感覚を思い出して、鳥肌が立ちました。

坂本:映像コーナーではこの展覧会のために、私たちの声入りのオリジナル作品が観られます。今までアニメになっていないシーンで、ここでしか観られませんので是非ご覧頂きたいと思います。

■音声ガイドのイチオシは?

小野:アニメにはない二人の丁々発止のやり取りですね。枢先生からは「陰険漫才」と言われました。

坂本:二人の秘密のひそひそ話のようなやり取りがありますので、自分だけが耳元で聴ける音声ガイドならではの楽しみ方ができます。

■展覧会開幕に当たって『黒執事』ファンへのメッセージ

小野:『黒執事』15周年を迎えることができました。枢先生の頑張りはもちろんですが、ファンの皆さんが長きにわたって『黒執事』を愛してくれたからだと思います。セバスチャンに成り変わってお礼申し上げます。執事は主人がいないと存在できません。枢先生がセバスチャンだとすれば、応援してくださるあなたがシエル、ご主人様だと思います。これからも末永く『黒執事』を愛してくださいますようお願いいたします。

坂本:15年の長きにわたって愛される作品を描き続けるエネルギーに圧倒される展覧会です。『黒執事』は私の代表作でもあり、これからも世界中のいろんな世代の人々に楽しんで頂けたらいいなと思います。

 

『黒執事展 -Rich Black-

会期:2021年8月31日(火)まで

開場時間:10:30~20:00

入場は閉場の30分前まで 、最終日は17閉場、日曜は19:30閉場

会場:松屋銀座8階イベントスクエア

入場料:一般 1,300円 /高校生 900円 /中学生 700円 /小学生 500円/パンフ付 2,800円

音声ガイド:700円

※本展は「全日日時指定制」。日時指定チケット販売はローソンチケットにて発売中

問合せ:松屋銀座03-3567-1211 (大代表)

公式サイト:https://sqex.to/kuroshitsujiten

公式Twitter:@kuroshitsujiten

※松屋銀座での開催後、大阪・福岡・兵庫・石川・新潟・愛知など全国巡回予定

 

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