没後一周年追悼企画トークライブ「巨匠たちが語るシド・ミードの世界と魅力」配信決定!
映画『スター・トレック』『トロン』『ブレードランナー』やアニメ『∀ガンダム』などで知られるビジュアル・フューチャリストのシド・ミード氏が昨年12月30日に逝去され、まもなく一周忌を迎える。
1979年、ミード氏初の画集「センチネル」は洋書として日本上陸を果たし、様々なクリエイターに大きな衝撃をもたらした。そのデザインは現実のプロダクトを提示するだけでなく、来たるべき世界を予感させるビジョンに満ち、やがてSF映画の世界観を革新するイメージとして多くの名作を生み出す原動力となった。
そんなミードデザインに刺激され、影響を受けた映像業界の第一人者たち、大友克洋・加藤直之・樋口真嗣・清水節・出渕裕・河森正治・宮武一貴各氏が没後一周年を前に集い、渡辺繁・植田益朗両プロデューサーと共にそれぞれの思いを語り尽くすトークライブが開催される。
番組は二部構成の生配信イベントとして実施。
第一部ではシド・ミード氏の創作の舞台裏に迫り、第二部ではメカデザインやコンセプトアートの立場から話題を広げる。
若いクリエイター志望者へのエールとなるべく行われるこの貴重なイベントに、注目したい。
《~未来の若きクリエイターへ贈る~「巨匠たちが語るシド・ミードの世界と魅力」》
日時:2020年12月18日(金)
会場:Hall Mixa(池袋 Mixalive TOKYO B2F)
出演:
[第一部]大友克洋、加藤直之、樋口真嗣、渡辺 繁/清水 節(モデレーター)
[第二部]出渕 裕、河森正治、宮武一貴/植田益朗(モデレーター)
※敬称略・各五十音順
料金:12月8日(火)よりチケット発売開始
※詳細は公式ホームページより発表
公式HP:https://www.mixalive.tokyo/sydmeadlive/
公式Twitter:@progressionstyo (SYD MEAD 2020)
イベントに対するお問い合わせ:sydmead-info@mixalive.tokyo

▲左から渡辺 繁、植田益朗、シド・ミード(2017年、米パサデナのミード邸にて)
■シド・ミード(Syd Mead)/ ビジュアル・フューチャリスト
1933年7月18日、アメリカ合衆国ミネソタ州生まれ。
フォードのカーデザイナーとしてキャリアを出発させた後、1970年にSyd Mead, Inc.を設立。未来志向でリアルなビジョンの数々は、彼を瞬く間に世界的なインダストリアルデザイナーへと押し上げる。その活躍は工業デザインの領域に留まらず、70年代後半から始めた映画美術の仕事でも優れた成果を上げた。『スター・トレック劇場版』(米79)『ブレードランナー』(82)『トロン』(82)『2010年』(米84)『エイリアン2』(85)など、誰もが知るSF映画の名作を手がけるレジェンドである。近年も『ブレードランナー2049』(17)への参加が話題を呼ぶ。日本との仕事も数多く、なかでも『YAMATO2520』(95)や『∀ガンダム』(99)というアニメの二大プロジェクトが印象深い。
2019年9月18日に引退宣言後、同年12月30日永眠。(86歳没)
【関連リンク】
▼シド・ミード没後一周年特設サイト:
https://skyfall.me/sydmead2020/anniversary/
▼シド・ミード2020ショップ(e+Shop):
https://shop.eplus.jp/sydmead/
©Syd Mead, Inc.
©シド・ミード トークライブ実行委員会