今だからこそモノづくりのこだわりに触れたい紙の本、愛蔵版の『乙嫁語り<ワイド版>』刊行スタート!
作者の肉筆に近いサイズで絵が楽しめる、迫力の<ワイド版>コミックス。
函(はこ)入りの豪華仕様、長期の保存に耐えうる愛蔵版『乙嫁語り』の刊行が、2021年8月20日より開始された。
海外では高級仕様が増えつつあるなか、日本の読者のために最も良い状態で漫画を楽しめるよう企画された。
函や製本などのモノづくりにもこだわった部分を手にとって触れ、ステイホームの自分時間を豊かに、そして紙の本の魅力を贅沢に堪能できそうだ。
『乙嫁語り』の物語の舞台は19世紀の中央アジア。定住民や遊牧民のそれぞれのお嫁さんのお話を通して、そこで暮らす人々の生活が紡がれていく。圧倒的な画力で描かれる広大な風景や細かい細工や刺しゅう、登場人物の表情をワイド版ならではの迫力は圧巻だ。
電子版とは違う、紙の本の良さや魅力、ゆっくりとページをめくる贅沢な時間を楽しみたい。
第1巻は8月20日に発売。2~3巻は9月20日、4~5巻は10月20日にと、連続で刊行を予定している。
『乙嫁語り』<ワイド版> 1
著:森薫
発売日:2021年8月20日
定価:3,080円(本体2,800円+税)
ISBN:9784047365827
サイズ:天地240mm×左右170mm
函:くるみ函
ハードカバー上製本:
本文には緻密な描線を高精細に再現できる白色度の高い紙を使用。画稿を隅々まで鑑賞できるよう本のノドまで開くことのできる〈ホローバック製本〉で仕上げている。また元のコミックスのカバーイラストを大サイズで味わえる〈折込み別丁〉つき。ほかにも通常の単行本では実現の難しい選りすぐりの紙と製本加工を使用。
〈スタッフ〉
著者:森薫
印刷・製本所:共同印刷株式会社(井上早紀・一倉祐樹・柴崎誠・岩川隆之)
営業:加納宏樹
宣伝:北根紀子・寺田優里
生産管理:赤井裟織・平井康則
造本・装幀:染谷洋平(BALCOLONY.)
校正:河邊隆・小笠原瑞紀
編集:大場渉
発行者:青柳昌行
発行:株式会社KADOKAWA