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【国立映画アーカイブ】展覧会『MONDO 映画ポスターアートの最前線』開催!

国立映画アーカイブでは、2021年12月7日(火)から2022年3月27日(日)までの約4か月間、展覧会『MONDO 映画ポスターアートの最前線』を開催する。

一世紀以上にわたって映画宣伝の核であり、時代や地域によってスタイルを変えながら、映画館に向かう人々の心を躍らせてきたポスター。
現代では広報メディアの主軸はインターネットに移りつつあるが、今世紀に入って、宣伝という枠にとらわれない、アートフォームとしての映画ポスター復権の動きも生まれている。

その最先端にいるのが、アメリカ・テキサス州オースティンを本拠地に、鋭い感性を持つデザイナーやイラストレーターに依頼し、旧作・新作映画の垣根を超えたオリジナル・ポスターを生み出しているMONDO(モンド)だ。
2004年に映画館「アラモ・ドラフトハウス」系列のTシャツ店として生まれ、映画のサウンドトラックやオブジェなども制作してきたが、何よりも、スクリーンプリント技法で印刷される限定版の映画ポスターはオンラインショップを通じて各国に熱狂的なファンを獲得している。

国立映画アーカイブと京都国立近代美術館が協働して開催する映画ポスター展第9弾となる本展では、MONDOのオフィスから直接提供を受けた、無声映画から最新作までの傑作ポスター計71点を展示。
国公立の映画機関や美術館で、MONDO作品の展覧会が開催されるのは世界初となる。
また、本展は会場内での撮影がすべて可能だ。

東京展の終了後には、京都国立近代美術館にも巡回を予定している(2022年5月19日(木)~7月18日(月・祝)予定)。

映画作品のエッセンスを活かしながらも、あくまでアーティストの作風が尊重されるMONDOの作品。
宣伝とは一線を画した“オルタナティブ・ポスター”の世界を、実物のポスターで確認したい。

『MONDO 映画ポスターアートの最前線』

(英題 / MONDO: The Front Runner of Film Poster Art)

会期:2021年12月7日(火)~2022年3月27日(日])
休室日:月曜日および、12月28日(火)~1月2日(日)、3月8日(火)~3月13日(日)
開室時間:11:00~18:30(入室は18:00まで)
会場:国立映画アーカイブ 展示室(7階)
問合せ:050-5541-8600(ハローダイヤル)

HP:https://www.nfaj.go.jp/exhibition/mondo2021/

料金:一般250円(200円)/大学生130円(60円)
65歳以上、高校生以下及び18歳未満、障害者(付添者は原則1名まで)、国立映画アーカイブのキャンパスメンバーズは無料
*料金は常設の「日本映画の歴史」の入場料を含む
*( )内は20名以上の団体料金
*学生、65歳以上、障害者、キャンパスメンバーズは入室の際、証明できるものを提示
*国立映画アーカイブが主催する上映会の観覧券(半券可)の提示で、1回に限り団体料金を適用

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