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中村吉右衛門主演『鬼平犯科帳〈4Kデジタルリマスター版〉』独占放送&全話見放題で配信初解禁!!

平成を代表するテレビ時代劇の金字塔、中村吉右衛門版『鬼平犯科帳』。

芸に命を懸けた名優が旅立ち早一年を迎える2022年11月、時代劇専門チャンネル(CS292)にて、『鬼平犯科帳〈4Kデジタルリマスター版〉』として全9シリーズ138話の独占放送&全話見放題の独占配信がスタートする。

来たる2023年は、作家・池波正太郎の生誕100年。時代劇専門チャンネルも開局25周年を迎える。このメモリアルイヤーに向けて11月から【池波正太郎生誕100年企画】開始。
その第1弾が、『鬼平犯科帳〈4Kデジタルリマスター版〉』の放送・配信となる。
全話放送は、11月8日(火)よりスタート。
配信は、11月5日(土)12時から全話見放題で初解禁される。
単純な勧善懲悪だけではない、池波正太郎が描いた至極の人間ドラマを、最高画質で楽しみたい。

『鬼平犯科帳〈4Kデジタルリマスター版〉』全9シリーズ138話
原作:池波正太郎 『鬼平犯科帳』(文春文庫刊)
主演:中村吉右衛門
【独占放送】時代劇専門チャンネル(CS292)
2022年11月8日(火)20時ほか 第1話から放送スタート ※2K放送
放送の詳細:https://www.jidaigeki.com/osusume/onihei4k/
【独占配信】スカパー!番組配信
2022年11月5日(土)12時 全138話見放題配信スタート
配信の詳細:https://www.jidaigeki.com/osusume/onihei4k-sott/

■『鬼平犯科帳』全9シリーズ138話の中から、コラムニスト・時代劇研究家 ペリー荻野のおすすめエピソード3選を紹介

【鬼平犯科帳1 第4話「血頭の丹兵衛」】
凶行を続ける血頭の丹兵衛一味を必死で追う火盗改方。だが、かつて丹兵衛一味にいた盗賊・小房の粂八(蟹江敬三)は「偽物でございます」と断言する。やがて、もう一人の「丹兵衛」による事件が!? 互いのつらい過去を語り合った粂八を信じる鬼平、盗賊の矜持と裏切り、「鬼平」の持ち味を凝縮したような一話。池波作品の真髄を知り尽くした新国劇の名優・島田正吾の語りと諭しは圧巻。

【鬼平犯科帳3 第19話「密偵たちの宴」】
兇賊に本物のおつとめを見せてやりたいと盛り上がった大滝の五郎蔵(綿引勝彦)、相模の彦十(三代目江戸家猫八)ら鬼平配下の密偵たちは、非道な金貸し医者に目をつけ、その家を狙う賊の捕縛を手伝い、同時に自分たちの盗みも成功させる。しかし、その金が戻らなかったら鬼平は腹を切ると宣言する。盗賊仲間からイヌと蔑まれ、日陰に生きる密偵たちに向ける鬼平の恩情とユーモアにほろりとくる。洒落た物語。

【鬼平犯科帳4 第1話「討ち入り市兵衛」】
「風の如く侵入し、霧の如く消え去る」蓮沼の市兵衛(中村又五郎)は、凶行を計る壁川の源内(内田勝正)に配下の繁蔵(下川辰平)を殺され、仇討ちを決意する。源内を外道と呼び、「江戸でのおつとめは許さぬ」市兵衛の覚悟を知った鬼平は、「俺の代わりをしてくれようってんだな」と感服、自ら動く。気概、気品、気迫を兼ね備えた又五郎が素晴らしい。昔馴染みの繁蔵を思う彦十への鬼平の言葉が胸を打つ。

 

■原作者紹介
池波正太郎(いけなみ・しょうたろう)
時代小説家、劇作家。1923年、東京都出身。60年『錯乱』で第43回直木賞を受賞。以降、『鬼平犯科帳』『剣客商売』『仕掛人・藤枝梅安』の三大シリーズや『雲霧仁左衛門』、さらに『真田太平記』に代表される武家物などを世に送り出し、人気を博す。77年、その精力的な作家活動が評価され吉川英治文学賞が贈られ、88年には菊池寛賞を受賞。90年、急性白血病のため67歳で永眠。武士から町人まで、普遍的な“人の営み”や江戸の闇の世界を描いた作品の数々は広く大衆に愛され、多くの人々を魅了し続けている。

 

 

■時代劇専門チャンネル
https://www.jidaigeki.com/

 

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