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東映アニメーションミュージアムチャンネルにて映画『虹色ほたる~永遠の夏休み~』がプレミア公開!

2016年開設の「東映アニメーションミュージアムチャンネル」が、今年6月に登録者80万人を突破したことを記念し、2012年に劇場公開された映画『虹色ほたる~永遠の夏休み~』が7月30日(土)20:00よりプレミア公開されることが決定した。
公開終了後2週間は、アーカイブ配信もされる。

■東映アニメーションミュージアムチャンネル:
https://www.youtube.com/c/ToeiAnimation60th
公式Twitter:@toeianime_MC(https://twitter.com/toeianime_MC

〈宇田鋼之介監督よりコメント〉
本編が完成したのが2011年。完パケになって劇場公開されたのが2012年。
早いものでもう10年の月日が流れていたんですね。
制作に年単位の時間をかけて映画を作るなんて、何とも贅沢な仕事をさせていただいたものです。プロデューサーの梅澤淳稔氏、制作担当の樋口宗久氏、当時の社長でした高橋浩氏には感謝しきれない思いでいっぱいです。
東日本大震災があり、原作者の川口雅幸氏が被災されるなど、製作中も強く記憶に残った作品でもありました。
正直な話、興行的には振るわなかったのですが、スタッフの物凄い頑張りにより作品的には素晴らしい物だと自負しております。根強いファンからも温かいお声を今も頂戴しています。森久司氏の作画、山下高明氏の場面設計、田村せいき・秋山健太郎両氏による美術。そして松任谷正隆氏による劇伴、松任谷由美氏の主題歌。極上です。もっと多くの方に観ていただきたいと何時も思っていました。
それだけに今回の様に気軽に観ていただく機会を得た事をとても嬉しく感じております。
是非ご覧になってください。
鑑賞後にはSNS等で感想などをいただけるとスタッフの励みにもなります。
よろしくお願いいたします。

<梅澤淳稔プロデューサーよりコメント>
今から15年前の夏。
仕事で外回りをしていたら急にゲリラ豪雨に襲われて、緊急避難した本屋さんで「虹色ほたる」の原作本と運命的な出会いをしました。
それから5年の歳月をかけ、宇田監督のもとに素晴らしいスタッフが集結してくれて、たくさんの子供たちが遊んだり、絵を描いたり、話をして協力してくれて、松任谷正隆さんの音楽と、松任谷由美さんの主題歌が彩りを与えてくれて、この映画が完成しました。
たくさんの人たちが想いを込めて、本当に手作りで作った映画です。
子供たちが汗をいっぱいかきながら一生懸命に駆け抜けた、ひと夏の物語を是非観てあげてください。

東映アニメーション
梅澤淳稔

『虹色ほたる~永遠の夏休み~』
原作は川口雅幸による人気小説。もともとは自身のホームページに連載していた作品だったが、人気投票によって話題に火が着き、出版されるや40万部を越えるベストセラーとなった。

〈ストーリー〉
交通事故で父親をなくした小学6年生のユウタは、夏休みに一人、父親とよくカブトムシを捕りに来た思い出の場所・山奥のダムへ昆虫採集に向かいます。そこで出会ったのは、不思議な老人でした。突然の豪雨で足をすべらせ、意識を失うユウタ。目を覚ましたユウタの前には、小さな女の子・さえ子とダムに沈んだはずの村が…。どうやら、30年以上前の村にタイムスリップしてしまったらしいのです! ユウタを”いとこ”として、あたりまえのように扱うさえ子。ユウタと同い年のケンゾーも現れ、翌朝クワガタ虫を捕りにいく約束をします。
その夜、再び不思議な老人が現れ…。
ユウタにとって、かけがえのない、もう一つの夏休みがはじまります。

©川口雅幸/アルファポリス・東映アニメーション

 

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