押井守×天野喜孝! 伝説のオリジナルアニメ『天使のたまご』40周年記念・4Kリマスター版 製作決定!!
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原案・脚本・監督:押井守(『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』)、原案・アートディレクション:天野喜孝(「ファイナルファンタジー シリーズ」)によるオリジナルアニメ『天使のたまご』。1985年にOVAとして発表された本作は、現在では世界的な評価を受け日本を代表するクリエイターである押井と天野の両名が、若き日にタッグを組み産み出した作品だ。その美しい映像と他の追随を許さない圧倒的な世界観で熱狂的なファンを生み、アート作品としても評価されており、伝説の作品としてその名をアニメ史に刻んでいる。
1985年当時はOVAとして発売され、その発売記念として期間限定で劇場公開された本作が、公開から40周年を迎える2025年に向け、4Kリマスター版として製作されることが決定した。
押井守監督自身による監修の元、35mmのフィルム原版からスキャニングし、最新技術を用いて4Kリマスター化する途方もない作業が指導している。
4Kで蘇る本作の完成を楽しみに待ちたい。
■プロフィール
原案・脚本・監督 押井守(おしい・まもる)
映画監督、作家。1951年、東京都大田区生まれ。竜の子プロダクション、スタジオぴえろを経てフリーに。主な監督作品に『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』(84)『天使のたまご』(85)『機動警察パトレイバー the Movie』(89)『機動警察パトレイバー2 the Movie』(93)『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』(95)。『イノセンス』(04)がカンヌ国際映画祭、『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』(08)がヴェネチア国際映画祭のコンペティション部門に出品。アニメ映画・実写映画を多数手がけ、映画監督のジェームズ・キャメロン他、国内外に大きな影響を与える。2016年、ウィンザー・マッケイ賞を受賞。
原案・アートディレクション 天野喜孝(あまの・よしたか)
1967年アニメーション制作会社竜の子プロダクション(現タツノコプロ)に入社し『タイムボカン』などのアニメのキャラクターデザインを手掛ける。竜の子プロダクション退社後、装丁画をはじめ多岐にわたる制作活動を開始。ゲームソフト『ファイナルファンタジー』シリーズではキャラクターデザイン、ビジュアルコンセプトデザイン、イメージイラストを担当。2000年頃からファインアート制作にも力を入れ、現在まで国内外で個展を多数開催するなど世界的に活躍を続けている。2000年ヒューゴー賞にノミネート。同年、アイズナー賞を受賞。
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『天使のたまご』
1985年12月OVA発売/限定公開。
〈作品解説〉
『うる星やつら2/ビューティフル・ドリーマー』『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』『イノセンス』など、作品を発表するたびにそれまでのアニメ、映画の常識を覆してきた鬼才・押井守が、今や世界的なイラストレーターとして活躍する天野喜孝と共に幻想的な異世界を描き出した『天使のたまご』。
限りなくモノトーンに近い色彩、ごくわずかの台詞、異例の長回し、通常のアニメーションの約3分の1という少ないカット数(約400カット)…こうした禁欲的なスタイルで全篇を貫き、全ての押井作品の底に流れる「自己存在への懐疑」というテーマが映し出される。
押井守の、初めてのオリジナル作品であり、彼の作家としての出発点とも言える重要な一作である。
〈あらすじ〉
水没した都市の中で、たまごを抱き続ける少女。彼女は、それが天使のたまごであると信じていた。奇怪な戦車から降り立った、巨大な銃を抱えた少年。彼は、夢で見た“鳥”を探していた。廃墟のような街で、ふたりの間にはほのかな共感が芽生えたかに見えたが、ある晩、少年は少女のたまごを砕いてしまう――。
〈スタッフ〉
製作:徳間康快
企画:山下辰巳、尾形英夫
原案:押井守、天野喜孝(アニメージュ文庫「天使のたまご」より)
プロデューサー:三浦光紀、和田豊、小林正夫、長谷川洋
監督・脚本:押井守
アートディレクション:天野喜孝
美術監督・レイアウト監修:小林七郎
作画監督:名倉靖博
作曲・音楽監督:菅野由弘
音響監督:斯波重治
撮影監督:杉村重郎
編集:森田清次
提供:徳間書店
〈キャスト〉
少年:根津甚八
少女:兵藤まこ
公式X:@AngelsEgg_anime(https://twitter.com/AngelsEgg_anime)
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