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誕生80周年 《トムとジェリー展》横浜赤レンガ倉庫にて開催中!



1940年にウィリアム・ハンナとジョセフ・バーベラの天才コンビが世に送り出した短編アニメーション『トムとジェリー』。ネコとネズミのドタバタ劇は瞬く間に人気を博し、7回のアカデミー賞に輝く大ヒットシリーズとなった。“ワクワク”“ハラハラ”なアニメーションは、世代を超えた名作として世界中の人々から愛され続けている。

この『トムとジェリー』が2020年に誕生80周年を迎えたことを記念する展覧会 《トムとジェリー展》 が、横浜赤レンガ倉庫にて2021年1月13日(水)まで開催中だ。

この展覧会では、アメリカのワーナー・ブラザーズ アーカイブで大切に保管されていた『トムとジェリー』関連の制作資料をはじめとした、約250点を展示。また、『チキチキマシン猛レース』や『原始家族フリントストーン』など、当時の日本の子どもたちをも虜にしたハンナ=バーべラ作品も取り上げている。

今回は、前日に開催された内覧会の様子をお届けする。

 

■第一章 史上最強コンビ誕生



第一章では、ウィリアム・ハンナとジョセフ・バーベラの2人が、1940年に映画会社メトロ・ゴールドウィン・メイヤー(MGM)アニメーション部門で生み出した『トムとジェリー』を、トムのモデルシート(デザイン案)やストーリーボード、原画、背景画、映像などで紹介。



アカデミー賞短編アニメ賞を受賞した『ピアノ・コンサート』(47)、『パーティ荒し』(52)や、俳優 ジーン・ケリーとジェリーの共演が見られるミュージカル映画『錨を上げて』(45)、元競泳選手で女優に転身したエスター・ウィリアムスとトムとジェリーが一緒に泳ぐシーンが見られる『濡れたらダメよ』(53)も、資料と映像で楽しめる。

 

■第二章 『トムとジェリー』シリーズの魅力

続くコーナーでは、エピソード、レイアウト、サブキャラクター、タイトルバックを切り口に、『トムとジェリー』の魅力に迫る。



レイアウトはジョセフ・バーベラが担当。このレイアウトを元にウィリアム・ハンナがタイミングを計測し、アニメーターへ指示を出していた。展示されているレイアウトや原画の中には、指示が書きこまれたものも見られる。



また、ジェリーにコテンパンにやられているトムの姿を立体作品として製作。該当シーンの映像と共に楽しく紹介されている。

 

■第三章 次世代に受け継がれた『トムとジェリー』

こちらでは、1986年以降に制作された『トムとジェリー』を紹介。



ハンナとバーベラはエグゼクティブ・プロデューサーとして『トムとジェリー』に関わり続けるが、2001年にハンナが亡くなり、ハンナ=バーベラ・プロダクションはワーナー・ブラザースに吸収合併され、スタッフの世代交代が始まる。ハンナ=バーベラの意思を引き継いだのが、現アニメーターのスパイク・ブラント。彼は新しい『トムとジェリー』として長編作品を提案し、新たな作品が生み出された。



また彼は大の『トムとジェリー』ファンでもあり、たくさんのコレクションを所有している。今回、その一部も特別に展示している。

 

■第四章 テレビ界に進出した、ハンナ=バーベラ

1957年のMGMアニメーション部門の閉鎖で解雇されたハンナとバーベラは、ハンナ=バーベラ・プロダクションを設立し、テレビ向けアニメーションの制作を始める。
部分的に動きを止めたりするなど誇張や制約を加え、作業工程を短縮する「リミテッドアニメーション」を取り入れた作品は大ヒット。日本でも数々の作品が放送された。



こちらでは、『スクービー・ドゥー』、『チキチキマシン猛レース』、『原始家族フリントストーン』などの作品を、制作資料と映像、当時発売されたキャラクターグッズで紹介している。

 

■第五章 『トムとジェリー』追いかけっこは永遠に

2001年にハンナが、2006年にバーベラが逝去。だが、『トムとジェリー』は生き続けている。



テレビでは、『トムとジェリー ショー』が2014年に復活。フルデジタルでの制作が続けられている。



そして2021年3月19日(金)には、新作映画の公開が決定した。

こちらのコーナーでは、両作品を資料と映像で紹介。



新作映画のフォトスポットも作られている。

 



グッズコーナーも設置。展覧会限定や先行販売などのオリジナルグッズ約200アイテムが用意されている。

 



『トムとジェリー』の誕生80周年を記念する展覧会 《トムとジェリー展》 は、横浜赤レンガ倉庫にて2021年1月13日(水)まで開催中。

ここでしか見られない貴重な制作資料の数々を、お見逃しなく。

 

《トムとジェリー展》



会期:2021年1月13日(水)まで ※2021年1月1日は閉場

会場:横浜赤レンガ倉庫1号館2階スペース(神奈川県横浜市中区新港1丁目1)

アクセス https://akarenga.yafjp.org/access/

入場料:一般1,300円/高校生・大学生1,000円/小学生・中学生500円

※未就学児は無料

横浜赤レンガ倉庫イベントページ:

https://akarenga.yafjp.org/event/tomandjerry/

 

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