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ドラえもんの1コマをアートとしてたのしむ。『ドラえもん1コマ拡大鑑賞展』TOBICHI京都で巡回開催!

藤子・F・不二雄先生の描く漫画『ドラえもん』には、1コマだけをとりだして見てもアートとして成り立つ絵がたくさんある。

そんなコマをいくつか選び、拡大し、額装し、美術館の絵画のように展示する『ドラえもん1コマ拡大鑑賞展』。東京・渋谷PARCOの「ほぼ日曜日」で開催し、好評だった展覧会を「TOBICHI京都」でも実施することが決定した。

イベント詳細:https://www.1101.com/tobichi_kyoto/event.html?id=369617

この展覧会の展示作品は、いわゆる「ドラえもんの名場面」とは異なり、1コマだけをとりだしたときに、展示作品としてたのしいものをチョイス。

登場人物たちの驚き、よろこび、かなしみ、怒りなどをことばではなく、絵で伝えようとしていることがわかる。

渋谷PARCO「ほぼ日曜日」の展示の様子

漫画をストーリーに沿って読むのではなく、「1コマだけ」で絵としてじっくり鑑賞できるよう、渋谷PARCOのほぼ日曜日の会場では、てんとう虫コミックスの膨大な漫画の中から選ばれたその「1コマ」をちょっと大げさな額に入れて展示した。

今回の「TOBICHI京都」では、スペースの都合で一度にすべてを展示できないため、会期を前期(6月5日~6月30日)と後期(7月2日~7月28日)に分けて、途中で展示を入れ替える。

ただし、東京の展示で主役だった巨大な「泣き顔のび太くん」や、特に印象的な数点は期間中通して展示される。

会場に展示されている作品はすべて、藤子・F・不二雄先生が描いた「原画」を高解像度でスキャンし、拡大して印刷・額装したもの。コミックスなどの紙媒体に掲載されたコマを拡大したものではないため、鉛筆で書かれた文字、貼り付けられた写植、修正されたホワイトの跡などをそのまま見ることができる。

 

『ドラえもん1コマ拡大鑑賞展』

会期:2021年6月5日(土)~7月28日(水)木曜日定休

※7月2日より展示一部入替え。

時間:12:00~19:00 入場料:無料

場所:京都府京都市下京区河原町通り四条下ル市之町251-2 寿ビルデイング5階

開催協力:藤子プロ、川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム、小学館

 

■美術画集『THE GENGA ART OF DORAEMON ドラえもん拡大原画美術館』を特典付で販売

本展は、美術画集『THE GENGA ART OF DORAEMONドラえもん拡大原画美術館』[小学館/定価6900円(税込)藤子・F・不二雄作、橋本 麻里編)]のコンセプトがもとになっている。

「漫画を読む」ではなく、「絵を鑑賞する」というコンセプトをもとに、豪華な仕様でつくられたドラえもん史上初の画集。

美術ライター・橋本麻里さんのコラムが7編、浦沢直樹先生×むぎわらしんたろう先生(藤子・F・不二雄先生の弟子)の特別対談も収録されている。

本展では、「初回限定特典」の2枚の特大アートカード(六つ切りサイズ)に加え、ほぼ日購入特典として、『赤いくつの女の子』の特大アートカード(六つ切りサイズ)も付属する。

 

■Tシャツ、ポスター、サコッシュなど展覧会オリジナルグッズのほか、セレクトしたドラえもんグッズも販

この展覧会のために、オリジナルグッズも作成。

東京での展示では、受注販売だった「1コマ拡大オーダーTシャツ」は、東京でもっとも多く購入された組み合わせでS、M、Lの3サイズ、6種類を制作。会場で購入できる。

自宅でも「1コマ」を鑑賞できるようA3サイズの1コマ拡大ポスターも7種類制作。

のび太のママが「ロッピャクマンエン?! 」と絶叫するコマのサコッシュも用意されている(ワインレッド×ピンクのみ)。

このほかにも、ドラえもんグッズをいくつかセレクトして販売する。

 

©Fujiko-Pro

 

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