マンガ『ブラック・ジャック』のすべてが中日ホールに！連載50周年記念「手塚治虫 ブラック・ジャック展」8月26日まで開催中！

ブラック・ジャック展キービジュアル
©Tezuka Productions

手塚治虫の医療マンガ『ブラック・ジャック』が初めて雑誌に掲載されたのが1973年。
2019年から世界を席巻したコロナ感染症によって、人々の心のよりどころとなった医療。
最初の本格的な医療マンガといわれ、手塚ヒューマニズムの極致が詰まった、人気トップ作『ブラック・ジャック』のすべてを見せる展覧会「手塚治虫 ブラック・ジャック展」が、新しく生まれ変わった中日ホール（名古屋・栄）にて、8月26日（月）まで開催中だ。
会場は第一室から四室が設けられ、『ブラック・ジャック』の魅力を余すことなく紹介している。

連載50周年記念「手塚治虫 ブラック・ジャック展」
会期：2024年8月26日（月）まで ※休館日なし
開場時間：10:00～18:00（最終入場は閉場30分前まで）
場所：中日ホール（中日ビル6F）名古屋市中区栄四丁目1番1号
公式HP：https://www.tokai-tv.com/events/black_jack-ten/
公式X：https://x.com/BJExTwt
公式instagram：https://www.instagram.com/blackjackexinsta/
主催：東海テレビ放送
制作協力：手塚プロダクション
特別協力：秋田書店
問合せ：東海テレビ 事業部 052-954-1107（平日 10:00～17:00）

■チケット情報
会場窓口にて当日券発売中
◎入場券（表示金額全て税込）　　　　　　　　　　　　　　
一般：2,000円／学生（高校・大学生）：1,400円／子供（4歳～中学生）：600円
※3歳以下は入場無料
当日券販売期間：
8月26日（月）17：30まで
（※ミュージアムチケットでの購入は16：00まで）
購入方法：
ミュージアムチケット、ファミリーマート店内マルチコピー機、会場窓口にて販売中　　
※ミュージアムチケットURL：https://telepiahall.com/ticket/
※ファミリーマート店内マルチコピー機での購入方法
「チケット」→「チケットを探して買う」をタッチ→「ブラック・ジャック展」を検索

■展示内容
◇第一室
作品に登場する個性豊かなキャラクターたちの裏側や謎を各登場エピソードと併せて紹介。 ◇第二室
手塚治虫が『ブラック・ジャック』を生み出すにいたる背景を当時の資料と共に紹介。
◇第三室
マンガ『ブラック・ジャック』の生原稿が並ぶ圧巻の展示空間。 膨大な作品を主要なテーマごとに展示。
◇第四室
“人体の手術シーン”を現代アート的な視点から鑑賞する展示。 さらには、医療従事者たちもリスペクトするBJを医療の側面から鑑みるコーナーを展開。

『ブラック・ジャック』1巻表紙用イラスト　1974年　少年チャンピオンコミックス
©Tezuka Productions

無免許医でありながら天才的な外科技術を持ち、不可能と言われる手術もこなしてしまうブラック・ジャックは、命を救った患者に莫大な報酬を要求する。
彼は、常に医者とは何か、生命の尊さとは何か、金より大事なものは何かを問い続け、患者の死に対する恐怖や周囲の人間のエゴイズムをもあらわにし、社会そのものに立ち向かう。
マンガ『ブラック・ジャック』は、1973年11月から1983年10月まで、少年マンガ誌「週刊少年チャンピオン」（秋田書店）に掲載された作品だ。
『ブラック・ジャック』は初め、“マンガ家生活30周年記念・手塚治虫ワンマン劇場”と銘打ち、手塚マンガのキャラクターが総出演する、4回ほどの短期連載で終わる可能性があった。しかし作品が抜群に面白く読者の反応も良かったため、5年間230話にわたって毎週読み切り形式で連載は続き、1978年の連載終了後も人気作品として13話が描かれる、手塚治虫作品の中でも人気のある代表作の一つとなった。

画像提供：手塚プロダクション

本名・手塚治。1928年、大阪府豊中市生まれ。大阪大学附属医学専門部卒業。医学博士。
1946年に17歳で四コママンガ『マアチャンの日記帳』にてデビュー。翌年、単行本『新寳島』が大ヒットとなり、以来、日本のストーリーマンガの確立に尽くす。
1961年、アニメスタジオ「虫プロダクション」を設立。1963年、国産初の本格的なテレビアニメシリーズ『鉄腕アトム』の放送を成功させ、アニメ界にも大きな業績を残した。
代表作に『鉄腕アトム』『ジャングル大帝』『リボンの騎士』『火の鳥』『ブラック・ジャック』『三つ目がとおる』等がある。
1989年死去。

公式サイト：https://tezukaosamu.net