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【国立映画アーカイブ】70名以上の映画人を偲ぶ追悼上映企画『逝ける映画人を偲んで 2019-2020』開催

国立映画アーカイブでは、日本映画の輝かしい歴史を築き、惜しまれながら逝去された映画人の方々を、それぞれの代表的作品を上映することで追悼する企画『逝ける映画人を偲んで』を2年ぶりに開催する。

この2年のうちにも、日本映画は多くのかけがえのない人々を失った。

今回の特集では、2019年1月1日から2020年12月31日の間に逝去された方々を取り上げ、京マチ子、渡哲也、森﨑東、大林宣彦の各氏をはじめ、俳優や製作・監督・脚本・撮影・照明・録音・美術などを手掛けたスタッフの方々、合計70名以上の映画人の業績を、作品の上映を通して、回顧・顕彰する。

会期中は、劇映画・ドキュメンタリー・アニメーションなどさまざまなジャンルの全57作品を55プログラムに組んで上映される。

作品リスト:https://www.nfaj.go.jp/exhibition/yukeru202106/#section1-2

 

『逝ける映画人を偲んで2019-2020

In Memory of Film Figures We Lost in 2019 -2020

会期:2021年7月20日(火)~9月5日(日)※月曜休館

会場:国立映画アーカイブ 長瀬記念ホール OZU[2階]

HP:https://www.nfaj.go.jp/exhibition/yukeru202106/

問い合わせ:050-5541-8600(ハローダイヤル)

料金:一般520円/高校・大学生・65歳以上310円/小・中学生100円/障害者(付添者は原則1名まで)・キャンパスメンバーズは無料 [Pコード:551-490]

※7月13日以降、毎週火曜日10:00amより、「チケットぴあ」にて翌週(火〜日)の上映回の前売指定席券を販売。同じ作品でも上映日によって発売日が異なるので注意のこと

※前売指定席券のみ販売。館内でのチケットの販売は無し

※障害者(付添者は原則1名まで)・国立映画アーカイブのキャンパスメンバーズも、前売指定席券が必要

 

本特集で追悼する方々と上映作品(五十音順)

(*印は成人指定作品。当該の上映回に女性専用席を設置)

 

青山京子(俳優):『弁天小僧』(1958)

伊地智啓(製作):『わたしのSEX白書 絶頂度』(1976)*

市原悦子(俳優):『わらびのこう 蕨野行』(2003)

岩名雅記(監督):『シャルロット すさび』(2017)

上垣保朗(監督):『ピンクのカーテン』(1982)*

上野隆三(擬斗):『仁義なき戦い』(1973)

植村伴次郎(製作):『宇宙からのメッセージ』(1978)

内田裕也(ミュージシャン・俳優):『嗚呼!おんなたち 猥歌』(1981)*

梅野泰靖(俳優):『真夜中の顔』(1958)

梅宮辰夫(俳優):『花札渡世』(1967)『仁義なき戦い』(1973)『実録 私設銀座警察』(1973)

及川一(美術):『スパイ・ゾルゲ』(2003)

大澤豊(監督・製作):『遥かなる甲子園』(1990)『戦争と青春』(1991)

大林宣彦(監督):『日本殉情伝 おかしなふたり ものくるほしきひとびとの群』(1988)『ふたり』(1991)『愛の嵐の中で』(1978/出演)

 

岡田裕介(製作・俳優):『宇宙からのメッセージ』(1978)『動乱』(1980)

織本順吉(俳優):『日本妖怪伝 サトリ』(1973)『宇宙からのメッセージ』(1978)

桂千穂(脚本):『ふたり』(1991)

川又昻(撮影):『影の車』(1970)

河原崎次郎(俳優):『日本妖怪伝 サトリ』(1973)『月山』(1979)

岸富美子(編集):『白毛女』(1950)

岸部四郎(タレント・俳優):『愛の嵐の中で』(1978)

京マチ子(俳優):『牝犬』(1951)『雨月物語』(1953)『大阪の女』(1958)『濡れ髪牡丹』(1961)

日下部五朗(製作):『仁義なき戦い』(1973)

久米明(俳優):『動乱』(1980)

ケーシー高峰(漫談家・俳優):『遥かなる甲子園』(1990)

小谷承靖(監督):『愛の嵐の中で』(1978)

小林壽夫(製作):『ありふれた愛に関する調査』(1992)

近藤美恵子(俳優):『弁天小僧』(1958)

坂上順(製作):『動乱』(1980)『鉄道員(ぽっぽや)』(1999)

佐々部清(監督):『チルソクの夏』(2003)『鉄道員(ぽっぽや)』(1999/助監督)

佐藤純彌(監督):『実録 私設銀座警察』(1973)

志賀勝(俳優):『仁義なき戦い』(1973)『岸和田少年愚連隊』(1996)

宍戸錠(俳優):『拳銃は俺のパスポート』(1962)『紅の流れ星』(1967)

志村けん(コメディアン・俳優):『鉄道員(ぽっぽや)』(1999)

笑福亭松之助(落語家・俳優):『岸和田少年愚連隊』(1996)

杉葉子(俳優):『夫婦』(1953)

鈴木肇(録音):『岸和田少年愚連隊』(1996)

仙元誠三(撮影):『処刑遊戯』(1979)

高島忠夫(俳優):『坊ちゃんとワンマン親爺』(1959)

高瀬将嗣(技斗・監督):『嗚呼!おんなたち 猥歌』(1981)*『ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎行進曲』(1987)

田中康義(監督・製作):『ケメ子の唄』(1968)

多良政司(調音):『岸和田少年愚連隊』(1996)『スパイ・ゾルゲ』(2003)『わらびのこう 蕨野行』(2003)

長野重一(写真家・撮影):『日本殉情伝 おかしなふたり ものくるほしきひとびとの群』(1988)『ふたり』(1991)

中村和子(アニメーター):『火の鳥2772 愛のコスモゾーン』(1980)

成田尚哉(製作):『天使のはらわた 赤い眩暈』(1988)*

西岡善信(美術):『弁天小僧』(1958)

西田良(俳優):『仁義なき戦い』(1973)

野口貴史(俳優):『仁義なき戦い』(1973)

野崎健輔(監督):『映像評伝 仁科芳雄 現代物理学の父』(1991)

野村岳也(監督):『伝統工芸技術記録映画シリーズ-28- 読谷山花織(ゆんたんざはなうい)—與那嶺貞のわざ—』(1960)

萩原泉(撮影):『霧の夜の男』(1968)

原知佐子(俳優):『女子大学生 私は勝負する』(1959)『わらびのこう 蕨野行』(2003)

原口剛(俳優):『日本妖怪伝 サトリ』(1973)『スパイ・ゾルゲ』(2003)

春木章(美術):『戦争と青春』(1991)

降旗康男(監督):『鉄道員(ぽっぽや)』(1999)

本田孜(録音):『戦争と青春』(1991)

松江陽一(製作):『どですかでん』(1970)

松本憲人(照明):『共喰い』(2013)

港雄一(俳優):『濡れ牡丹 五悪人暴行篇』(1970)*

宮城まり子(俳優・監督):『ねむの木の詩』(1968)

宮坂進(製作):『ドレミファ娘の血は騒ぐ』(1985)

村野鐵太郎(監督):『月山』(1979)

森﨑東(監督):『野良犬』(1973)『黒木太郎の愛と冒険』(1977)

柳生悦子(衣裳):『ロマンス娘』(1956)

矢島信男(特撮):『宇宙からのメッセージ』(1978)

八千草薫(俳優):『蝶々夫人』(1955)

山田スミ子(俳優):『岸和田少年愚連隊』(1996)

山本昌平(俳優):『濡れ牡丹 五悪人暴行篇』(1970)*

山谷初男(俳優):『日本妖怪伝 サトリ』(1973)

吉田達(製作):『実録 私設銀座警察』(1973)

吉武美知子(製作):『ユキとニナ』(2009)

和田周(俳優):『動乱』(1980)

和田誠(イラストレーター・監督):『MURDER!』(1964)『麻雀放浪記』(1984)

渡邊亮徳(製作):『宇宙からのメッセージ』(1978)

渡哲也(俳優):『愛と死の記録』(1966)『紅の流れ星』(1967)『前科・仮釈放』(1969)『野良犬』(1973)

 

 

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