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巨匠シド・ミード没後一周年の追悼企画として、展覧会図録〈愛蔵版〉を今冬発売決定!

※〈愛蔵版〉イメージ

株式会社スカイフォールは、2019年12月に逝去した工業デザイナーの巨匠:シド・ミード氏の没後一周年特別企画として、同年4月開催の『シド・ミード展』図録を増補改訂し、追悼の意を込めた〈愛蔵版〉として発売することを発表した。

昨年開催の『シド・ミード展』では来場者のためにオールカラーの図録を制作したが、好評により会期半ばで品切れ。閉幕後に改訂版の再販や増刷まで行ったが、それらも全て完売した。

そしてこの度、シド・ミード氏の一周忌を迎えるにあたり、展覧会図録を大幅にアップデートした〈愛蔵版〉が制作されることになった。

 

■幻の名作「ショルダー・オブ・オリオン」を世界初収録

空輸後に開封された「ショルダー・オブ・オリオン」(準備稿)

シド・ミード氏が映画『ブレードランナー』に捧げて描き上げたという「ショルダー・オブ・オリオン」。シド・ミード氏の思い入れの深さから会場限定で公開され、図録への掲載も許されなかった。

没後一周年という特別な機会において、これを後世に伝える時が来たというシド・ミード社の厚意により、この〈愛蔵版〉に本作の準備稿、線画、完成稿を全てが収録される。

また、引退後のシド・ミード氏が描いた最後のスケッチも特別収録される。

 

【『シド・ミード展 PROGRESSIONS TYO 2019』図録〈愛蔵版〉】

ハードカバー(PP加工・箔押し)/A4変型判(226×306mm)/本文136P(増補8P)

価格:7,480円(税込)

初回封入特典:特製ポストカード&クリアしおり

初回予約締切:2020年12月30日

発売日:2021年2月中旬予定

※予約受付 シド・ミード2020ショップ(e+Shop):https://shop.eplus.jp/sydmead/

 

このほか、高精彩複製画「クロノアート」の受注も再開。12月30日(水)までの注文購入者特典として図録〈愛蔵版〉が1オーダーにつき1冊プレゼントされる。(アソートは1セットに1冊同梱)

詳細や注文、その他のグッズについては、シド・ミード2020ショップ(e+Shop)で確認できる。

また、秘蔵の記録映像「シド・ミード展VR」もシド・ミード2020ショップ(e+Shop)にて公開中だ。

 

シド・ミード(ビジュアル・フューチャリスト)

1933年アメリカ合衆国ミネソタ州生まれ。フォードのカーデザイナーとしてキャリアをスタート。1970年にシド・ミード社を設立。未来志向でリアルなビジョンの数々で、世界的なインダストリアルデザイナーとして活躍。70年代後半は映画美術も手がけるようになる。『スター・トレック劇場版』(79)『ブレードランナー』(82)『トロン』(82)『2010年』(84)『エイリアン2』(85)『ブレードランナー2049』(17)など、誰もが知るSF映画の名作への参加。日本のクライアントとの仕事も多く、なかでも『YAMATO2520』(95)や『∀ガンダム』(99)というアニメの二大プロジェクトが印象深い。

2016年、アメリカの視覚効果協会主催のVES賞特別功労賞「ビジョナリー賞」を受賞。

2019年に東京で開催された、氏の代表作が一堂に会する展覧会『シド・ミード展 PROGRESSIONS TYO 2019』は、会期が延長されるほどの大きな話題となった。

その後、同年9月に引退を宣言。同年12月30日永眠。(86歳没)

 

©Syd Mead, Inc.

©TFC/Supervised by SHOJI NISHIZAKI

©SOTSU・SUNRISE

 

※関連サイト

■シド・ミード没後一周年特設サイト:https://skyfall.me/sydmead2020/anniversary/

■奈良 蔦屋書店「シド・ミード回顧展2020」開催11月25日(水)~12月8日(火)まで

https://store.tsite.jp/nara/event/shop/16670-2028101022.html

■WOWOWドキュメンタリー番組「ノンフィクションW ブレードランナーの世界を創った男 シド・ミードが描く2042年」12月2日(水)再放送決定

https://www.wowow.co.jp/detail/101842/

 

 

 

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