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15 回の累計動員650万人突破! 傑作名画リバイバル上映の原点「午前十時の映画祭16」アニメーション映画『AKIRA』『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』 で開幕!

4月3日に開幕した「午前十時の映画祭16」。
16回目となる今期は、映画祭史上初めてアニメーション作品が登場。世界的に評価される2作品がオープニングを飾る特別編成となった。

まず、4月3日からは『AKIRA』(1988年/監督:大友克洋/4月16日(木)まで上映)。公開から30年以上経った今もなお、世界中のクリエイターに多大な影響を与え続けているアニメーションの金字塔だ。今回、4Kの高画質と音響で、ネオ東京のサイバーパンクな世界観を大スクリーンで堪能できる貴重な機会とあって初動3日間で7,756人を動員、今までの第1位だった『タイタニック』(第9回)を抜いて初動3日間・映画祭歴代第1位となった。
続く4月17日(金)~4月30日(木)の上映作品は『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』(1995年/監督:押井守)。2作品とも独自の世界観と最高峰の作画技術で世界に影響を与えた作品であり、今回の劇場上映は長年のファンにとっても、初めて劇場で観る世代にとっても、待ちに待った上映と言える。

尚、この2作品を今、映画館で観ることの価値について、アニメーション作品に知見が深い専門家・氷川竜介氏、藤津亮太氏からのコメントが到着した。

《氷川竜介氏(ZEN大学教授/アニメ研究家)》

【人間性の革新を先取りしたアニメ映画】
生成AIの急速進化が「人の行く末」を揺さぶる西暦2026年、『AKIRA』と『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』の劇場公開には大きな意味がある。「映画館の闇」の中で両作品を体感すれば、映像世界に宿った予見性がさらなる未来像を触発するからだ。
電子技術が急速に発展した20世紀末に情報環境は激変し、高密度化していった。中でもネットと移動体通信の普及と融合は、人の意識や存在意義にも影響をあたえ始める。その変化を巧みに映像へ投影したのがこの2作である。
『AKIRA』は「新しく手にした力」が人を制御不能な怪物へと変貌させる可能性を突きつけた。『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』は「ゴースト」の概念を通じて、人の存在意義と本質を照射した。両作が「日本アニメの海外評価」を確立した理由は、人類が抱き始めた不安と恍惚を世界に先がけて映像化したからなのだ。時代とリンクして世界の最先端をビジュアル化した両アニメ映画は、今や〝古典〟として人の生きる情報満載の世界の行く末を考えさせる存在へと高まったのである。

《藤津亮太氏(アニメ評論家)》

【未来へのヒント】
『マーズ・エクスプレス』のジェレミー・ペラン監督は個人的印象と前置きしながら、『AKIRA』(1988)から『パプリカ』(2006)までを(日本アニメにおける)「ひとつの時代」と語った。つまり2026年に映画館で『AKIRA』と『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』(1995)を見るということは、この「ひとつの時代」を体感することにほかならない。 正確な空間感を念頭においた演出。それを支えつつ質感と空気感を描き出す美術。その空間の中に息づく、存在感あるキャラクター。そういった美意識がこの時代に確立された。この2作を映画館で見れば、それをダイレクトに体で感じることができる。
未見の方は是非。未来へのヒントは常に過去にあるものだから。

■「午前十時の映画祭16」の見どころ

特に素晴らしい傑作映画を選び、全国の映画館で1年間にわたって連続上映する「午前十時の映画祭」。映画祭初上映となる日本のアニメ映画を筆頭に、昨年、若い映画ファンからの反響を呼んだ黒澤明監督作品、大ヒットミュージカル大作2作、サスペンスアクションの逸品『カプリコン・1』、西部劇の傑作『許されざる者』1960年版、1992年版の2作、名匠ロブ・ライナーによる『恋人たちの予感』などを上映。そしてカンヌ国際映画祭審査員特別賞を受賞した『怪談』、東宝特撮からは変身人間シリーズが初登場。その他、ホラーにロマンティック、SFにサスペンスなどあらゆるジャンルの傑作・名作をラインナップ、珠玉の25作品を上映する。

■傑作名画リバイバル上映の原点「午前十時の映画祭」を振り返って:15 年間で650万人動員の実績

「午前十時の映画祭」は、名作映画を映画館の大スクリーンで観る体験を次世代へつなぐことを目的に、2010年にスタート。これまでに累計650万人超を動員し、興行収入は70億円を突破。傑作名画リバイバル上映の原点として、多くの映画ファンに支持され続けている。近年、若年層からも「この旧作を映画館で観られるなんて!」「新しい出会い!」「名作ほど映画館で観るべき」という支持の声が上がり、学生の動員数も伸びている。

「午前十時の映画祭16デジタルで甦る永遠の名作」

開催期間:2026年4月3日(金)~2027年3月18日(木)の全50週
上映期間:全作品2週間上映
開催劇場:全国68か所の映画館・シネマコンプレックス
上映作品:25本
※鑑賞料金、開映時間は劇場によって異なる
公式サイト:https://asa10.eiga.com/
公式X:https://x.com/asa10eiga
公式Facebook:https://www.facebook.com/profile.php?id=100063558217890
公式Instagram:https://www.instagram.com/asa10eiga/

主催:公益財団法人 川喜多記念映画文化財団、一般社団法人 映画演劇文化協会
運営:「午前十時の映画祭」実行委員会

 

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