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国立映画アーカイブにてユネスコ「世界視聴覚遺産の日」記念特別イベント『旧劇映画の大スター 澤村四郎五郎再考』を開催!

本年のユネスコ「世界視聴覚遺産の日」(10月27日)を記念し、国立映画アーカイブでは、日本初の映画スター尾上松之助と人気・実力ともに双璧をなした大正時代の映画スター澤村四郎五郎を再評価する特別イベントを開催する。
歌舞伎役者から転身した四郎五郎の映画は、映像美とトリック撮影や美術、義太夫なども活かした情感表現で高い評価と人気を誇ったが、1924年に映画を離れて以後は、旧劇映画で現存作もわずかなため、顧みられることは少なくなっている。
本イベントでは、専門家による講演と、国立映画アーカイブ所蔵の澤村四郎五郎コレクションの台本と照合し、デジタル復元した『五郎正宗孝子伝』(1915年)を、和洋合奏と同台本に基づく声色掛け合いによるお披露目上映を行う。
知られざる日本映画の歴史と、歴史的かつ文化的遺産である映画・映像のアーカイブの活動への理解を深める機会に参加したい。

声色掛け合い:澤登翠(活動写真弁士)、片岡一郎(活動写真弁士)、樗澤賢一(活動写真弁士)
和洋合奏:湯浅ジョウイチ(作曲・編曲、三味線)、鈴木真紀子(フルート)、多田恵子(打楽器)、藤髙りえ子(筑前琵琶)

『旧劇映画の大スター 澤村四郎五郎再考』
会場:国立映画アーカイブ 長瀬記念ホール OZU
料金:一般1,050円/高校・大学生・65歳以上840円/小・中学生600円/障害者手帳をお持ちの方(付添者は原則1名まで)無料/国立映画アーカイブのキャンパスメンバーズ 教職員500円・学生400円
定員:310席(定員制、全席指定席)
チケット:
オンライン販売/9月28日12:00より開会15分前まで
※国立映画アーカイブHPより、公式チケットサイトにて販売
窓口販売/開会1時間前から5分前まで若干数(座席選択不可)
問い合わせ:ハローダイヤル050-5541-8600
HP:https://www.nfaj.go.jp/exhibition/unesco2023/

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