visual entertainment magazine -VECTOR-

映画・アニメ・マンガ・特撮・・・
ヴィジュアル・エンタテインメントの明日を探る情報マガジン

「ウルトラマンX」7月14日放送開始

今年の新ウルトラマンが発表された。

7月14日よりテレビ東京系「新ウルトラマン列伝」の中で放送される「ウルトラマンX」だ。

http://m-78.jp/news/n-3088/

 

一昨年の「ウルトラマンギンガ」で、夏休みとクリスマス前の2期に放送を分けるという新方式を編み出したウルトラシリーズ。昨年の「ウルトラマンギンガS」では、アクションに強くプロデューサー視点で映像制作を捉えられる坂本浩一監督を中核に据えたことで作品そのものがスケールアップし、多くのファンを唸らせた。その後に続く「ウルトラマンX」がどのような作品になるのか注目したい。

 

「ウルトラマンX」の注目ポイントはメイン監督を田口清隆氏が務めることだろう。

田口監督は、日活芸術学院在学中から特撮映画の現場に深く関わり、自主製作作品の「大怪獣映画G」、テレビ番組内の企画で制作した「長髪大怪獣ゲハラ」等を発表。特撮現場のスタッフたちからも注目されていた監督だ。テレビ番組「MM9」(#5、#9)や劇場公開された「THE NEXTGENERATION パトレイバー」(EPISODE0、9,10)などで手腕を発揮し、昨年の「ウルトラマンギンガS」にも参加した。

「ウルトラマンギンガS」では、メイン監督を務めた坂本浩一監督と同じく5本を担当。(#6,7,8,11,12)

その中の後半2本、怪獣ガンQと少年の交流を描いた第11話「ガンQの涙」と、工作員として地球に潜入していたメトロン星人がアイドルにはまってしまう第12話「君に会うために」は、異色のエピソードで、「ウルトラマン」(66)における実相寺昭雄監督作品のような、シリーズの幅を拡げた傑作であった。

 

田口監督の出現は、1995年の映画『ガメラ 大怪獣空中決戦』の特技監督・樋口真嗣氏や、2005年の『仮面ライダー THE FIRST』のアクション監督・横山誠氏、2010年の映画『仮面ライダーW Forever』の坂本浩一監督のような、今後の日本の映像エンタテインメントに新風を吹き込む期待感がある。

その田口監督がメインを務める「ウルトラマンX」、そして田口清隆監督の今後にも注目をしていきたい。

pagetop